SERVICE
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性感染症学会認定医が診断治療
早めの検査・治療は、自分だけでなく、相手を守ることにもつながります。
性病と一口に言っても、その症状は様々です。痛みや出血を伴うものもあれば、かゆみがあるものもあります。大切なのは、不安を感じたらすぐに検査を受けることです。
主な感染経路が性行為である性病は、決して自分だけの病気ではありません。パートナーにも検査・治療が必須です。野村クリニックでは各種性病検査を行っておりますので、まずは一度ご相談ください。何事も早めの治療が肝心です。
個室完備によるプライバシー確保。
筋肉注射などの痛みを伴う前処理がない、人工妊娠中絶を推進。
体と心に負担をかけないよう配慮した、カウンセリング・手術を行います。
妊娠の継続・出産が、身体的・社会的な事情により断念せざるを得ない場合、中絶手術や娩出などの方法を選ばなくてはなりません。いずれの方法でも体や心に少なからぬ負担がかかります。パートナーやご家族、ご友人とよく話し合ってください。少しでもお困りの際は、当クリニックにご相談ください。どなたとのご同伴でも、中絶について丁寧にご説明いたします。
それでも、妊娠の継続を断念せざるを得ない場合は、当クリニックができる限り患者様を支えます。少しでも体に負担をかけず、心に傷が残らないよう配慮し、患者様を迎えます。決して一人で悩まないでください。野村クリニックが患者様のお力になります。
避妊目的や月経トラブルの解決に、低用量ピルを効果的に使いましょう。
低用量ピル(OC)とは、低用量経口避妊薬のことです。一般的な呼び名であるピルの「OC」とは「Oral Contraceptives(経口避妊薬)」の略です。低用量ピルは、昔から使われていた中用量ピルの副作用を少なくするために、"避妊効果を保ちながらホルモン量を減らす"という努力から生まれました。
現在日本で販売されている低用量ピルは、40年以上も前から海外で販売されており、安全性も確立されています。卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2つの女性ホルモンが含まれているピルを、毎日規則正しく服用すれば、高い避妊効果が期待できます。赤ちゃんが欲しくなってOCの服用を止めれば、速やかに妊娠可能な元の状態になります。当院ではジェネリック医薬品以外、全種類の低用量ピルを扱っているため、あなたに合ったものをご提供いたします。
連携病院への分娩申込みもある、手間や時間を省ける妊婦健診を行っています。
野村クリニックでは妊婦健診を行っております。妊婦健診は、妊娠が判明した後、定期的に母体・胎児の状態を正確に把握するための健診です。
主な内容としては、腹囲の計測や血圧測定、尿検査、超音波検査などを行います。流産・早産の予防、胎児の発育状況のチェックなど、妊娠週数によって健診の目的を変え、安心して出産に臨んでいただけるようサポートします。
また、NIPT:新型出生前診断の相談、紹介も可能です。「大きな病院でお産したいけど、妊婦健診の待ち時間が長い」「通院が大変」とお悩みの方は、一度当クリニックまでご相談ください。
妊娠9週目ごろには胎児心拍および妊娠週数を確認した後、連携病院での分娩申込みを行います。もちろん、提携病院以外での分娩も可能です。当クリニックから連携病院の診察予約をお取りし、その上で一度病院を受診して分娩申込みをしていただきます。
病院によっては電話での分娩申込みもできます。妊娠の経週が順調であれば、妊娠健診の頻度は、妊娠24週までは4週間に1回、それ以降は2週間に1度です。妊婦健診の際には、超音波で赤ちゃんを見ることができます。妊娠30週~32週目ごろに妊娠経過を記入した紹介状をお渡ししますので、それ以降は分娩する病院で妊婦健診を受けていただきます。
婦人科に精通しているクリニックだからこそできる内科診療を行います。
野村クリニックでは、一般内科の診療も行っております。風邪などの一般的な病気の診療はもちろんのこと、ホルモン治療やピル服用によって引き起こされる内臓系の副作用に関しても、迅速に対応することが可能です。
婦人科の見地を内科診療にも活用することで、幅広い治療を行っています。患者様が安心して治療・処方を受けることができる環境も、当クリニックが多くの患者様にご信頼いただいている理由です。
閉経とは、卵巣の中の卵胞(卵)がほとんどなくなり、月経が止まってしまった状態のことです。
日本人の平均閉経年齢は50歳です。閉経年齢は早い人で40歳台前半、遅い人で50歳台後半と、大きな個人差があります。卵巣の機能が低下し始めてから、機能が停止するまでの閉経年齢の前後約10年間を、更年期といいます。
メルスモンも取扱っております。(保険適用)
更年期の自覚
月経不順、顔のほてり、のぼせ、手足の冷え、動悸、めまい、抑鬱、不眠、疲労感、肩こり、腰痛、関節痛、しびれなど、女性ホルモン(卵胞ホルモン)が低下すると、このような更年期症状を自覚することがあります。また、骨がもろくなる骨粗鬆症や、コレステロールなどが高くなる高脂血症といった、加齢に伴う疾患も発症しやすくなります。
ただ、これらの状態は、すべて卵胞ホルモンの低下が原因だと断言できません。更年期障害と診断されるのは、上記の症状を起こすような他の身体的・精神的疾患がなく、低下した女性ホルモンを補充することで症状が軽くなる場合です。
そのため、更年期症状の診断には、更年期スコアを用いた問診、血液検査、子宮頸部細胞診、超音波などの検査に加えて、内科・精神科・耳鼻科・整形外科などの産婦人科以外の受診が必要となることもあります。更年期障害を治療するにあたって、患者様がどのような症状を治療あるいは予防したいのか、またどのようなリスクを抱えているのかによって、薬の種類や投与経路・方法が異なってきます。
更年期障害の治療法
ホルモン補充療法
更年期障害の治療方法は、少なくなった女性ホルモンを補う、ホルモン補充療法が基本です。最近では様々なホルモン製剤が発売されており、内服薬だけでなく、パッチ剤やジェル剤といった経皮吸収剤の貼り薬、腟剤があります。中でも経皮吸収剤は、コレステロールなどの脂質代謝や血液の凝固作用、心臓や血管への影響が少ないため、主流になりつつあるホルモン製剤です。ただし、デメリットとして、皮膚がかぶれる、夏ははがれやすくなる、価格が高いなどが挙げられます。膣剤を使用するのは、更年期障害の主な症状が腟乾燥感や性交障害のみの場合です。
周期的投与と持続投与
女性に卵胞ホルモンを使う場合、黄体ホルモンを一緒に用いなければなりません。卵胞ホルモンを単独で用いた場合、子宮内膜に異常を起こすことがあるためです。卵胞・黄体ホルモンでの更年期障害の治療方法には、卵胞ホルモンに加えて黄体ホルモンを1か月に10日~12日間併用する周期的投与と、両者を併用する持続投与の2通りがあります。
周期的投与は毎月に月経のような出血があり、薬の使い方がやや複雑です。その点、持続投与の薬の使い方は簡単ですが、不正出血が起こることもあります。子宮を摘出した女性であれば、黄体ホルモンを追加する必要がないため、卵胞ホルモン単独で治療を行います。ただし、乳がんや子宮体がん、子宮内膜がん、重度の肝機能障害、原因不明の不正性器出血、血栓塞栓症や急性期の血栓性静脈炎、冠動脈疾患や脳卒中の既往などで血が固まりやすい状態、妊娠が疑われるといった場合、ホルモン補充療法はできません。その際は、漢方薬や抗不安薬、抗うつ薬、心理療法を代替治療として行います。
骨粗鬆症と高脂血症への効果
ホルモン補充療法を行うと、骨粗鬆症や高脂血症の改善も期待できます。もし、骨粗鬆症や高脂血症への効果が不十分であれば、治療を追加します。ただ、骨粗鬆症や高脂血症は、ライフスタイルの影響を大きく受ける疾患です。骨粗鬆症にはカルシウムやビタミンDの摂取・日光浴・適度な運動が、高脂血症には食事療法・運動療法・禁煙が前提です。
治療開始時期、がんへの影響について
更年期障害の治療は、心・血管疾患の予防という観点から考えると、閉経後10年以内に開始するのが望ましいです。なお、卵胞ホルモンと黄体ホルモンを併用すると、子宮体がんの発生が減少することがわかっています。卵胞ホルモンによって悪化すると言われている乳がんに関しては、ホルモン補充療法が5年未満なら危険性の上昇はありません。
悩む前に病院へ相談することが、赤ちゃんに出会うための大切な第一歩です。
「なかなか妊娠できない」「赤ちゃんができない」「私は不妊症?」と、お悩みではありませんか?10組の夫婦のうち、1組は不妊症で悩んでいるのが現状です。
不妊症は、決してめずらしいことではなく、身近な問題なのです。野村クリニックでは、妊娠できない原因を調べる検査から妊娠に導く人工授精まで、様々な不妊治療を行っております。妊娠を希望されるご夫婦が早く元気な赤ちゃんに出会えるよう、相談し合いながらお手伝いいたします。
不妊症治療(タイミング療法、人工授精など)を始めると、1年以内に妊娠が成立する場合がほとんどです。まずは悩まずにご相談ください。体外受精や顕微授精が必要な場合は、高次医療機関をご紹介させていただきます。
野村クリニックで実施している検査
野村クリニックの不妊治療一覧
タイミング療法
タイミング療法は、排卵の予測日に合わせて性交を行うことで自然妊娠を目指す方法です。ほとんどの夫婦は月経周期や基礎体温から排卵日を予測しているようですが、病院で行うタイミング療法ではさらに多くの要素から排卵日を精密に特定します。
上記のことを基本検査などで確かめられた場合は、タイミング療法からスタートします。タイミング療法では、超音波検査で卵胞の大きさを計って十分に成熟したことを確認し、血液中のホルモン値を測定することによって排卵日を正確に予測して、性交のタイミングをお伝えします。排卵と性交のタイミングを合わせれば、自然妊娠できる可能性があるからです。もし、排卵がない場合や排卵の状態がよくない場合には、卵胞の発育と排卵を促すために排卵誘発剤を併用する方法もあります。
クロミフェン療法(クロミッド:排卵誘発剤)
女性の排卵状態が万全でない場合には、よりよい卵子ができるように排卵誘発剤やホルモン剤を使います。排卵誘発剤で複数の卵胞を成熟させると、受精や妊娠の確率が高くなるからです。クロミフェン療法は、クロミッドという排卵誘発剤を月経開始の5日目から9日目までの5日間、1日1錠服用する不妊治療です。効果によっては、クロミッドを1日2錠に増量する場合もあります。
もし、女性に排卵障害がある場合は、そのための治療(HCG療法)も併行して行います。ただし、クロミフェン療法を長期間にわたって行うと、頸管粘液の分泌が減って子宮内膜が薄くなるなどの症状が現れることがあるため、状態に応じた適切な投薬が大切です。
pure-FSH低用量漸増療法(ゴナール90:排卵誘発剤)
ゴナールエフは、遺伝子組み換え技術を用いて製造される卵胞刺激ホルモン(FSH)製剤で、ペン型注射器による自己注射タイプの排卵誘発剤です。これまで使用されてきた、尿を原料としている排卵誘発剤とは異なる方法で製造されています。
ゴナールエフは、「品質が均一であること」「高純度(99%以上)で尿由来のたんぱく質などが含まれないこと」「供給が安定していること」などが特徴です。FSH製剤は使用されて15年以上の歴史があり、現在では日本をはじめとした世界90か国以上で使用されています。FSH製剤は信頼性や安全性が高いため、欧米では遺伝子組み換え(リコンビナント)FSH製剤が尿由来製剤に代わり治療の主流です。また、卵巣過刺激症候群(OHSS)が起こりにくいという報告もあります。
投与法
不妊治療薬を使った投与法では、低用量漸増法という安全で単一の卵胞だけを発育させやすい方法を用いています。月経開始の3日目から国際基準の50単位で不妊治療薬の投与を開始し、5回投与した6日目に卵胞の成長を確認します。
12mm以上の単一卵胞の成長が認められればそのまま低用量で投与し、無効だった場合は75単位に増量もしくは個人の反応性により単位を徐々に増やす方法です。このように投与した場合、1~5回目までの投与で約9割の方が妊娠し、6回目以降になるとタイミング療法による妊娠率は低いという結果が出ています。
当クリニックでは、状況に応じて5回目の投与を目安に、タイミング療法での妊娠が難しい方には人工授精をおすすめしています。
人工授精(AIH、IUI)
配偶者間人工授精(AIH:artificial insemination with husband's semen)には、受精する場所によって、膣内や子宮頚管内、子宮腔内、卵管内、腹腔内、卵胞内など様々な方法があります。その中でも一般的な方法が、子宮内人工授精(IUI:intra uterine insemination)です。
子宮内人工授精(IUI)について
子宮内人工授精は、マスタベーションにて採取した精液を洗浄・濃縮し、できるだけ多くの良好精子を排卵の時期に合わせて子宮内に注入する方法です。タイミング療法の次の段階あるいは第一の男性不妊治療とされています。採精された精子を直接子宮内に注入するとなると、子宮に注入できる量が少量であることや、感染の恐れなどの問題点があります。そこで、当クリニックでは、密度勾配法(パーコール法)という方法で人工授精を実施。
密度勾配法は、精液を培養液に混ぜて遠心分離器にかけることで生きている精子・死んでいる精子・未熟な精子などを分離し、活発に動いている精子だけを取り出して注入する方法です。子宮内人工授精は、卵子の発育とホルモンの状態を管理してきっちりと行えば、6周期以内に妊娠される方がほとんどです。また、人工授精は、排卵誘発剤を併用することで、さらに妊娠率は上昇します。
人工授精が適応可能な場合
人工授精の流れ
1
排卵誘発剤の使用を検討(月経開始日から3~5日目)
2
超音波による卵胞モニター検査(月経開始日から12~14日目)
3
人工授精施行日(2の検査の翌日~数日後)
人工授精の妊娠率について
人工授精の妊娠率は約10%程度です。しかし、累積妊娠率を見てみると、3~4回目ほどで約90%の方が妊娠しています。野村クリニックでは、人工授精を4回施行しても妊娠に至らない場合、体外受精(IVFET)をおすすめしております。
不妊症の定義は、"結婚した夫婦が赤ちゃんを欲しいと思い、避妊を行わず一般的な夫婦生活を行っているにもかかわらず、2年以上赤ちゃんを授かることのできない状態"とされています。
ただ、あくまでも「2年」という数字は目安です。海外では、1年以上経っても妊娠しない状態を不妊症とする国もあります。そのため、「子供ができずに1年経つけど、まだ2年経ってないので不妊症ではない」と考えるのは、必ずしも正しい判断ではありません。
それでも、赤ちゃんを欲しいと思っているのになかなか妊娠しない場合は、専門の医師に相談することが大切です。
月経のトラブル
生理痛(月経困難症)
月経(いわゆる生理)が始まる直前か、月経中に起こる下腹痛、腰痛、頭痛などを総称して"いわゆる生理痛"といいます。症状の種類や程度は人それぞれ異なり 、同じ人でも周期によって違います。あまり程度が強くて日常生活、たとえば学校や会社に行けないとか、寝込むような状態のことをとくに"月経困難症"と いいます。
生理痛は、初潮の時には約半数の女性が感じていますが、その後徐々に増えて初潮後数年すると約80%にもなります。また生理痛の強い月経困難症も初潮後に徐々に増加していきますが、おおよそ5人に1人位の割合でみられます。生理痛は、生理の前に子宮の内側にできる内膜から子宮を収縮させるために出る プロスタグランデインという物質が、子宮を収縮させたり、子宮の周りにある腸の動きを活発にさせるために、下腹部痛、腰痛などが起こるのです。
生理痛の場合には、通常痛み止めを飲んで痛みを抑えればいいのですが、もし痛みがひどい場合や、痛みが以前にくらべて強くなってきたような場合には、単に生理痛とはいえず卵巣や子宮に異常がある場合もあるのです。したがってこのような 場合には子宮や卵巣に異常がないかどうかをチェックしておく方が良いのです。それには婦人科で診察をお受け下さい。生理痛に効く薬は人により違いますから、ご自分で痛み止めをいろいろ試して、一番自分にあった痛み止めを決めておき、使う量や頻度を工夫し、どの様に変わる かも参考にしましょう。痛み止めを飲むと、何か不都合なこと、たとえば将来妊娠しにくいとか、妊娠しても赤ちゃんに影響するなどが起こるのではとの心配は全くありません。
月経不順(生理不順)
女性には、痩せて美しくなりたいという願望が強いようです。それほど太っているように思わないような方でもダイエットをされるようです。無理なダイエットで月経が不順になったり、何ヶ月も無くなったりの経験をされた方もおられることでしょう。
正常の月経周期は?
月経が開始した日から次の月経の前の日までの日数を月経周期といいます。この周期が25-38日の間で、しかも長い周期と短い周期の差が6日以内であるのが正常の周期なのです。もちろん自然にあった場合のことであって、ピルなどの薬を飲んでいる場合には当てはまりません。
もし24日以内に月経が来たら?
異常です。このような周期が続くようでしたら、診察や治療が必要になります。とくに出血による貧血も出てきますから早い目に診察を受けるようにしましょう。
もし3ヶ月以上も月経が無かったら?
やはり異常です。3ヶ月以上月経が無い場合は月経不順というより「無月経」と呼ばれていて、やや重症です。この場合は必ず診察を受け、検査や治療をする必要があります。放っておくと女性ホルモンが出ていないので、女性らしさが失われるばかりではなく、将来月経が再び来なくなるかも知れないからです。
原因は?
などが考えられますが、この中でどれかを決めるのは難しい場合が多いのです。一応診察を受け、検査も受けるようにしましょう。
将来妊娠しないのでは?
そんなことになる可能性は少ないのです。月経不順ではなく、月経が3ヶ月以上ない無月経で、思春期にやせた女性が将来妊娠するかどうかを調査した結果を図に示しています。これによると単に月経不順でないもっと重症な無月経の女性でも妊娠するのは、普通の女性でも不妊症は8%程度ですからわずかに多いのです。 ただし排卵誘発剤なども使わなくてはできない方もあります。しかし月経がないまま2年以上も治療せずに放っておくと、月経がなくなり、妊娠出来なくなる可能性が高くなります。早い目に診察を受けて、治療をしてもらいましょう。
どうすればいいの?
月経不順や無月経があれば、早い目に診察を受けて、原因を調べてもらいましょう。そして大体規則的になるようにホルモン剤を飲むようにしましょう。放置しておくと、徐々にひどくなることもありますから、注意しましょう。
診察はどうするの?
月婦人科にいくと、診察されるのが恥ずかしいとかで、受診が遅くなることがよくあります。診察を受けられる前に、電話で内診(婦人科の診察)をせずに診察してもらえるかを聞きましょう。必要最小限に内診をしないで済ませてくれ病院を選びましょう。診察以外では血液検査をすることになります。
不正性器出血
月経以外に出血があるとガンではないかと気になります。もちろんガンの検査もしないといけませんが、卵巣の働きの乱れによっても不正出血は起こります。
不正出血
月経や妊娠・出産のときの出血以外の出血を不正出血と呼んでいます。その原因で一番多い(全体の32%)のは「機能性出血」なのです。その他のほとんどは、子宮や膣に炎症や腫瘍が出来ているのです。
機能性出血とは
子宮・膣からの出血のうち
をいうのです。
検査は
腫瘍や血液の病気などの他の疾患が含まれていないように除外するために行う検査です。たとえば
などは必要でしょう。
治療は
他の疾患の除外診断が済み、診断が確定すれば治療は簡単です。
注意すべきことは
もっとも大事なことは他の疾患がないかを除外診断をしてもらうことです。
たとえ除外診断ができなくても上記のホルモン治療で止血するようであれば他の疾患の可能性は極めて少ないでしょう。
しかし止血後にも除外するための診断検査を必ず受けましょう
女性と毛髪
昔には毛髪は女性にとって命についで大事だといわれたこともありました。毛髪は男性より女性の方がホルモンに守られています。それでも脱毛が起こり悩む女性が増えています。
女性の髪の老化については「白髪が増えること」「髪にハリ・コシがなくなること」「髪が薄くなること」の悩みであるようです。女性では男性とは異なる脱毛パターンを示すことがわかっています。すなわち、男性は 前頭部や頭頂部から脱毛する傾向であるのに対し、女性は加齢にともない頭部全体が薄くなる傾向が高いことがわかっています。実際に45歳以降で太さや硬さが減少し始めることが確認されています。
抜け毛って?
人の毛髪の数は平均約10万本で、1日に平均0.4ミリ伸び、髪を切らなければ、1mを超える長さになるそうです。寿命は男性で2~5年、女性で4~6年といわれています。抜け毛は、1日100本を越えなければと自然の範囲と考えられています。毛髪は通常1カ所からまとめて抜けることはなくあちこちから抜け、抜けた数とほぼ同じ数だけが、以前に抜けた部分から生えるということを繰り返しますから、薄くなる心配はないのです。自然な抜け毛の多くは洗髪の際によく起こりますが、寿命がきたために抜けるので心配ないです。
毛髪と女性ホルモン
男性ホルモンは毛母細胞の働きを阻害して脱毛させますが、女性ホルモンは毛髪の寿命を延ばす作用をもっています。ただし両ホルモンともに、毛根にホルモンを受け入れる部位(レセプター)があるかどうかによります。これを持っているかどうかは遺伝によると考えられています。
また最近では、女性ホルモンは毛根細胞にある「発毛促進シグナル」を増やす作用があり、女性ホルモンが減少すると この「発毛促進シグナル」も減ることが分ってきました。
脱毛症とは?
本来脱毛は「毛が抜けて毛の数が少なくなる状態」(毛の脱落)をいいますが、そうでない状態「毛が細く短くなり(軟毛化)、毛が抜けたように見える」のも脱毛と呼んでいます。 その程度が激しいのを脱毛症とよんでいます。
脱毛症の原因
脱毛の原因にはいろいろとありますし、ひとつの原因ではないことが多いのです。
男性型脱毛症(軟毛化による)
女性にも、男性ホルモンの影響による「男性型脱毛症」があります。男性ホルモンのために、髪の毛の寿命が短くなり、せっかく生えてもあまり育たないので髪の毛が細くなって、あまり長く伸びずに抜けるようになり、それを繰り返しながら、少しずつ範囲が広がっていきます。男性の場合は髪が抜けたままになることがありますが、女性の場合は薄毛になるだけです。女性は40歳前後から女性ホルモンの分泌が減るため、男性ホルモンの割合が相対的に多くなり、男性ホルモン作用が髪の毛に及んで、頭部全体が徐々に薄くなります。ただ少なくなるとはいえ女性ホルモンは一定量分泌されていますので、薄毛の状態が維持されます。ただし閉経になると女性ホルモンが出なくなり、 この薄毛の状態もなくなるとともに、副腎からの男性ホルモンの作用で男性型脱毛が進むことになります。女性ホルモン剤により多少防ぐことができます。このタイプになりやすい体質は遺伝によるようです。
円形脱毛症
コインのように円く脱毛するのですが、一ヵ所と限らず多発することもあります。ときに頭全体の毛が抜けることもあります。 以前は「ストレス説」が一般的でしたが、最近は「自己免疫説」が主流です。自己免疫とは、体内にある自分の細胞を突然、異物とみなして攻撃してしまう不思議な反応です。自己免疫は自律神経の異常が引き金となって起こると考えられていますから、結局ストレスも無関係ではないです。このタイプは人口の1~2%に起こると推測されています。
脂漏性脱毛症
頭皮の炎症(脂漏性湿疹)が原因で、前頭から頭頂にかけて抜けることが多いのです。頭皮がかゆく、脂性のフケが目立ち、湿疹が出る、抜け毛の毛根に脂性のフケが付着するなどが特徴です。フケと皮脂が酸化して毛穴をふさぐために、毛穴が皮脂で溜まり、栄養が吸収できなくなって毛根は細くなり脱毛するのです
ダイエットなどによる栄養不足
栄養不足になると、毛髪が細くなる、なかなか伸びない、抜け毛が目立つなどとともに毛髪に茶色がかり、ツヤがなくなり、爪が欠けやすい、などの症状があります。
出産後
男性ホルモンが脱毛を促すのとは逆に、女性ホルモンは毛髪の寿命を延ばす作用をもっています。そのため、女性ホルモンの分泌量が増える妊娠後期には自然な抜け毛の数が減少しますが、出産後、女性ホルモンの分泌が正常に戻ると今まで抜けていなかった毛髪が、いっせいに脱毛するのです。出産して約2~5ヵ月後くらいに脱毛が起こる場合があり、出産した女性の約40%が経験しているともいわれています。
ピル
女性ホルモンを配合した薬ですから、服用時は脱毛が減り、中止すると脱毛します。
他の病気で
甲状腺ホルモンの異常、その他膠原病、代謝病、消化器病などの全身病によっても起こります。
抜け毛・脱毛を防ぐために
全体として効果的な方法はないようですが、少なくともこれ以上抜け毛や脱毛を増やさないことが大事なようです。
毛髪・頭皮を清潔に
紫外線に当たり過ぎないように
毛髪がブリーチ(脱色)状態になって著しく傷む
シャンプーをし過ぎないように
角質を取り過ぎると頭皮や毛髪を傷める
整髪料を選ぶ
頭皮がベトついて脂っぽくなり、かゆみやフケが起こる。その結果、抜け毛が増えることもある
食事
ビタミン・ミネラル(とくに鉄=レバー、ほうれん草など、亜鉛=肉類、卵黄など、銅=レバー、ごまなど)は毛髪を健康に保つのに欠かせませんから、海草類や野菜類(とくに根菜類)を毎日、欠かさず摂りましょう。また良質のタンパク質を多く含む肉類や魚類、牛乳、大豆などを積極的に摂るようにします。
育毛剤
育毛剤、養毛剤は頭皮を正常に保ち、血行を促進して毛根の働きを活性化させる作用がありますが、脱毛の進行を遅らせるために使用するものです。
マッサージ
マッサージも同じように血行を促進させる効果がありますので、育毛剤、養毛剤とマッサージを組み合わせると相乗的な効果が期待できるようです。
ストレスをためないようにする
子宮・卵巣の病気
子宮頸がん
子宮下部の管状の部分を子宮頸部、子宮上部の袋状の部分を子宮体部と呼び、それぞれの部位に生じるがんを子宮頸がん、子宮体がんといいます。 子宮頸がんは子宮がんのうち約7割程度を占めます。以前は発症のピークが40~50歳代でしたが、最近は20~30歳代の若い女性にも増えてきており、30歳代後半がピークとなっています。
病気の原因は
最近になって、子宮頸がんが発生しているほとんどの人が、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスに感染していることがわかってきました。このウイルスは子宮頸部に感染して定着します。日本人を対象とした調査では、性交経験のある女性の約10%において子宮頸部に、子宮頸がんの高危険群のヒトパピローマウイルスが検出されました。たとえヒトパピローマウイルスに感染しても、2年以内に90%の人は自分の免疫の力でウイルスが排除されますが、10%の人は感染が長期間持続し、がんの前の段階である異型細胞が増殖します。この感染が持続し、自然に治癒しないグループが子宮頸がんに進行するといわれています。
子宮頸がんワクチン
近年ではこのHPVの感染を予防することにより子宮頸がんの発症を防ぐワクチンの接種が、各国で広がってきています。性交渉を経験する前の10歳代前半を中心に接種が推奨されています。日本でも平成21年12月に承認され接種可能となりました。接種は6ヶ月の間に合計3回必要となります。このワクチンは生ワクチン(毒性を弱めたウイルス)ではありませんので、接種によって病気を引き起こすことはありません。
病気の発生と進行
子宮頸がんの病気の発生の過程は、がんの前の段階である異形成、子宮頸部の表面だけにがんがある上皮内がん、そして周囲の組織に入り込み(浸潤)始めた浸潤がんに分類されます。
どんな症状がありますか?
子宮頸がんは通常、早期にはほとんど自覚症状がありませんが進行するに従って異常なおりもの、月経以外の出血(不正出血)、性行為の際の出血、下腹部の痛みなどが現れてきます。
子宮頸がん検診
まずスクリーニング検査として子宮の出口である頸部を綿棒などでこすって細胞を集め、顕微鏡でがん細胞を見つける細胞診検査を行います。この検査を子宮頸がん検診と呼びます。出血などの症状がなくても、20歳を過ぎたら、2年に1回子宮頸がんの検診を受けることが勧められています。
子宮頸部の細胞診検査の結果、異形成やがんの疑いが強い場合には、専門の施設でより多くの部分を採取(生検)し、顕微鏡で検査する組織検査を行います。これにより異形成や上皮内がん、または進行したがんであるかの診断を行います。もし、子宮頸がんと診断されたら、次に正確な病気の拡がりを、内診、各種画像検査(CT、MRI等)、内視鏡検査などを用いて子宮の周囲にある臓器、リンパ節、他の臓器への転移を検査します。
どのように治療しますか?
子宮頸がんの治療方法は、手術療法、放射線療法、化学療法(抗がん剤)の3つを単独、もしくは組み合わせて行います。
異形成や上皮内がんと診断され、今後、妊娠・出産の希望がある場合には子宮を残す治療として、子宮頸部のレーザー治療や円錐型に子宮頸部を部分的に切除する手術を行います。 子宮を残す希望のない上皮内がんまでの場合や、がんの入り込みが非常に浅い場合(微小浸潤)には、子宮のみの摘出が計画されます。
がんの子宮頸部の組織中への入り込みが強い場合、既に塊を形成している場合、がんが子宮の周囲に拡がりはじめている場合には、子宮に加えて腟の一部、周辺組織、靭帯(じんたい)、リンパ節を広範囲にわたって摘出する必要があります。卵巣も摘出することがあります。がんが既に塊を形成していても、将来妊娠できるようにしたいという希望が強ければ、子宮頚部周囲を広範囲に切除して子宮体部を温存する手術(トラケレクトミー)を行うこともあります。
がんが既に、骨盤内に拡がっている場合、または他の臓器にまで及んでいる場合の治療方法としては、放射線療法単独や、もしくは最近は抗がん剤の点滴と組み合わせた放射線治療を行います。またがんが他の臓器に転移している場合や再発した場合には、抗がん剤治療を行うこともあります。
早期発見、早期治療を
子宮頸がんはごく初期のがんであるならば、子宮を残すことが可能なレーザー治療や円錐切除などを行うことが出来、その治療成績も極めて良好です。子宮頸部の組織へ入り込んでいる場合でも、軽度で早期の状態であれば比較的治療成績の良いがんです。子宮頸がん検診で早期発見することが可能であり、早期治療が一番大切な病気といえます。
子宮筋腫
子宮は主に平滑筋という種類の筋肉でできています。これが良性腫瘍になったものを子宮筋腫とよび、子宮に「瘤(こぶ)」ができたようになります。月経困難や過多月経、貧血などの原因や不妊症、不育症の原因になります。しかしごく少数ですが、子宮内膜がん(体がん)の合併や平滑筋肉腫という悪性腫瘍の場合もありますので注意が必要です。
鼻のスプレーや注射によって卵巣ホルモンの分泌を抑えることにより、大きくなるのを抑えたり、小さくしたりすることができます。対症療法として、低容量ピルで月経痛や過多月経をコントロールする方法もあります。
症状があったり、大きすぎたり、不妊症の原因になったりする場合には、手術でとることになります。
未婚の方、妊娠を具体的に予定している方、不妊症治療中の方、閉経の近い方、お一人お一人の状態に合わせて、最適と思われる方法をご提案します。
子宮内膜症・子宮腺筋症
子宮内膜症は近年増える傾向にあります。20歳~30歳代の比較的若い世代におこりやすいと言われます。子宮の内腔にあるはずの内膜が、なぜか骨盤の腹膜や卵巣の中など、他のところにできる病気です。通常の内膜と同じように、生理のときに剥がれて出血するため、生理痛がひどくなったり、腹膜が癒着を起こして、慢性の痛みや不妊症の原因になったりします。また、卵巣の中に内膜症ができ、血液がたまり古くなってチョコレート状になることがあります。これをチョコレート嚢腫と呼びます。子宮の筋肉の間に内膜症ができる病気を、子宮腺筋症といいます。
治療法には、薬物療法と手術療法があります。薬物では鼻からのスプレーや注射で生理を止めて内膜症病変を萎縮させる方法や、程度が軽い場合には、症状を緩和し進行を遅らせる目的で低容量ピルを用いる方法などがあります。
手術には開腹手術と腹腔鏡手術がありますが、現在では腹腔鏡手術が主となっており、電気メスなどで内膜症病変を凝固します。
子宮腺筋症の場合、病変部と正常部が混在するために物理的に取り除くのは困難です。限局性の腺筋症などに手術を行うこともありますが、まだ確立された手技とはいえません。このため、原則的には薬物療法を行います。不妊症の場合には長期間生理を止め、その後に体外受精を行うなどの方法を用いることで、腺筋症がひどく流産を繰り返すような方でも、無事に出産しておられます。
卵巣腫瘍
卵巣は子宮の左右に一つずつあり、通常では2~3cmぐらいの大きさです。ここに発生した腫瘍が卵巣腫瘍であり、大きいものでは30cmを超えることもあります。卵巣腫瘍には様々な種類がありますが、その発生起源から表層上皮性・間質性腫瘍、性索間質性腫瘍、胚細胞腫瘍などに大別され、それぞれに、良性腫瘍、境界悪性腫瘍、悪性腫瘍があります。
卵巣腫瘍のうち良性腫瘍の率が断然多いのです。良性卵巣腫瘍の特徴は次のとおりです。
卵巣腫瘍は無症状のことが多く、しばしば検診や他の理由で診察している際に偶然発見されることが多いのです。
症状がないためにまれに腫瘤が大きくなり下腹部腫瘤として分ることがあります。
まれに腫瘍が茎捻転して過激な痛みがあり緊急的に手術をする場合があります。
卵巣腫瘍の中にはホルモンを産生するものがあり、症状として不正性器出血、無月経、などの症状があることがあります。
腹水や胸水が溜まるものもあります(Meigs症候群)。
良性、悪性の鑑別には、腫瘤が嚢胞性(中身が水・血液などの液体)か充実性(中身が液体でない実質組織)かが重要なのです。充実性腫瘍のうち85%が悪性とされています。
嚢胞性か充実性かは、超音波検査、MRI検査が有用です。
腫瘍マーカーも役たちます。
治療はほとんどが手術で、大きさ、年齢、妊娠希望かなどによって腫瘍部分のみの摘出か卵巣全体の摘徐かが決定されます。
手術方法が開腹手術か腹腔鏡下手術かも、大きさ、年齢などで決められます。
プラセンタ注射
胎盤に含まれる成分が、体の様々なリフレッシュに効果的に作用いたします。
プラセンタ注射とは、プラセンタ(胎盤)に含有される組織再生因子による身体組織の再生や自律神経調整、免疫力の増強、異常免疫の正常化、ホルモンバランスの正常化などの作用が望める治療およびアンチエイジングです。「いくら寝ても疲れが取れない…」という症状が出ていれば、自然治癒力や免疫力が低下している可能性があります。
複雑化する社会の中で、過重労働しながらストレスのかかる生活をする現代人は、老化や動脈硬化が進行しやすく、癌にもなりやすいと言われています。
そこで、人間の胎盤に含まれる様々な成分を取り入れれば、サプリや健康食品よりも体をリフレッシュしてくれ、胎児のときの血液環境に近づく効果が期待できるでしょう。
プラセンタ注射の費用
初回プラセンタのエキス注射 | 1アンプル 2,200円 |
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初回プラセンタのエキス注射 | 2アンプル 3,200円 |
2回目以降のプラセンタエキス注射 | 1アンプルのみ 1,000円 |
※初回の料金には初診料も含みます。
※公的医療保険適応対象外です。
ビタミンH注射「ビオチン」
人間の皮膚と密接に関わっているビオチンは、正常な体に必要不可欠です。
ビオチンは、抗炎症物質を生成します。そのため、プロスタグランジンやヒスタミンのようなオータコイド系の生理活性物質を過剰に作らせないという作用によって、アレルギー症状を緩和する作用があります。
また、ビオチンは、皮膚を作る細胞を活性化させ、老廃物の排泄を促し、皮膚の機能を正常に保つ働きもあります。
したがって、皮膚と非常に関係の深いビタミンといえるのです。また、ビオチンを取り入れれば、ビオチン欠乏からくる多岐にわたる病状を改善できます。ビオチンが欠乏したまま妊娠すると、その胎児には高い確率で奇形が生じることは有名です。それほど、ビオチンは人間にとって大切なビタミンなのです。
また、ビオチンは皮膚疾患全般にわたって保険が適応されます。皮膚疾患の疾患でお悩みの方は、一度当クリニックまでご相談ください。
ビオチン注射の費用
ビオチン注射 | 1アンプル 1,000円 |
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※公的医療保険適応対象外です。
新薬や新しい検査法の開発など積極的に取り組んでまいります。
平成27年6月1日、野村クリニックなんば院の開院に伴い、臨床治験により一層力を入れてまいります。
系列病院である「野村クリニック」では豊富な臨床経験により、大手製薬メーカーより多くの臨床治験を依頼され実施してきました。
「野村クリニックなんば院」では治験に力を入れ、新薬や新しい検査法の開発など積極的に取り組んでまいります。
治験の情報に関しては随時更新していきます。
治験実績一覧(2016年以降)
2016年 | 子宮筋腫治療新薬:臨床試験 鉄欠乏性貧血治療新薬:臨床試験 ヘルペス治療新薬:臨床試験 子宮内膜症治療新薬:臨床試験 |
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2017年 | 月経困難症:臨床試験 子宮筋腫:臨床試験 |
2018年 | 子宮筋腫:臨床試験 クラミジア・淋菌検査試薬:臨床研究 |
料金、所要時間
女性 | 男性 |
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問診 尿検査 子宮がん検査 超音波検査 一般細菌検査 クラミジア検査(膣部) 淋菌検査(膣部) 麻疹、風疹検査 |
問診 尿検査 クラミジア検査(尿) 淋菌検査(尿) HIV抗原抗体検査 梅毒検査 |
15,000円 | 10,000円 |
オプション検査
口腔クラミジア検査 | 2,500円 |
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口腔淋菌検査 | 2,500円 |
HIV(抗原抗体)検査 | 2,500円 |
梅毒検査 | 2,500円 |
風疹抗体検査 | 1,500円 |
麻疹抗体検査 | 1,500円 |
B型肝炎(抗原、抗体) | 2,000円 |
C型肝炎(抗体) | 2,000円 |
AMH(抗ミュラー管ホルモン) | 7,000円 |
HPV(ヒトパピローマウイルスハイリスク検査) | 3,000円 |
一般採血、糖尿病検査(HbA1c) | 5,000円 |
精液検査 | 5,500円 |
※ オプション料金は基本コースをされた方のみ適応となっております。
※ オプション単品での検査希望の場合、料金が異なります。ご了承ください。
抗がん剤、放射線治療の効果が無く、有効な治療方法がない方でも期待できる療法です。
現在、アメリカにおいてがん手術後の再発防止や、がんの療法として研究が進められている最先端のがん治療法です。ビタミンCは、点滴で直接静脈に投与すると、過酸化水素を生成し、正常な細胞を傷つけずにがん細胞に作用する抗がん効果を発揮します。また、ビタミンCによるコラーゲン増殖作用により、がん細胞の周りをコラーゲンで包み込み、増殖や転移を防ぐ効果もあります。
抗がん剤とは異なり現在は代替医療となりますが、副作用がほとんど無く、他の治療方法と併用することができます。抗がん剤、放射線治療の効果が無く、有効な治療方法がない方でも期待できる療法です。
さらに、疲労回復や免疫力向上のため、風邪などをひきにくくなり、元気に過ごすことができるなどの身体の調子を整える効果も期待できます。ビタミンCには強力な抗酸化作用で美肌、美白、ニキビを出来にくい肌へと導きます。アンチエイジングのみならず、日焼け後の対策や疲れの対策のも効果的です。
注意点
高濃度ビタミンC点滴を始める前に事前検査を必ずして頂きます
点滴は午前は11時30分まで。午後は17時までの受付となります
G6PD欠損症の血液検査 約5分 (初回はカウンセリングと血液検査のみです) G6PD検査は委託検査です。結果は3~5日くらいかかります。
※公的医療保険適応対象外です。
効果
※現在、高濃度ビタミンC点滴療法の世界的中心地であり、すでにこの治療に関して30年程の実績のあるアメリカ・カンザス州の「人間機能改善センター」と同じ点滴方法(リオルダン・プロトコル2009に基づく)、同じビタミンC製剤を使って治療を行っております。
写真は、アイルランドで製造されたMylan Institutional社のビタミンC25g製剤で、国内産のビタミンC製剤や他の高濃度点滴剤と違い、一番ナトリウム含有量が少なく、防腐剤はいっさい入っていません。
料金、所要時間
超高濃度ビタミンC点滴療法は保険適用はなく、全額自費となります。
項目 | 料金(税込み)・所要時間 |
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初回(初診料・G6PD検査) | 6,000円 |
12.5g(25cc) | 5,000円(30分) |
25g(50cc) | 10,000円(50分) |
50g(100cc) | 15,000円(100分) |
G6PD異常症とは
伴性劣性遺伝を示す家族性溶血性疾患です。 アフリカ黒人男性の場合、約12%異常症の報告があります。日本人ではまれで0.1~0.5%です。 G6PD異常症があると「高濃度ビタミンC点滴療法で重症溶血性貧血発作」を起こす危険性がありますので高濃度ビタミンC点滴療法を行う前に必ず赤血球膜G6PD活性を測定します。 VC50g以上の投与で急性溶血発作の報告があります。
治療を受けることができない方
その他 受けていただけない方
どのくらいの頻度で行うのが良いのでしょうか?
通常は2週間に1回の頻度で十分に効果が望めます。
ただし、1日に1箱以上タバコを吸われる方、1日3合以上お酒を飲まれる方は、週1回の方が望ましいです。
これまで様々な理由により、男性側の不妊治療は敬遠されてきましたが、高額の検査機器や熟練した検査技師が必要であることも要因の一つとされていました。
この度弊院は、イスラエルMES社が発表したクラウド型「精子特性分析機SOA-iO」を導入し、たった75秒で重要なパラメータである運動性精子濃度を97%以上の精度で自動計測し、WHO第5版の下限基準値と比較した客観的なデータにより、即時に精液分析レポートを提供します。
検査項目
検査費用
5,500円